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勉強法いろいろ

こんにちは。
機能形態、免疫、微生物、病態生理・薬物治療を担当しています川上絢美です。

この前、「情熱大陸」という番組を見ました。
毎日放送の「人間密着ドキュメンタリー番組」です。
葉加瀬太郎さんの印象的なバイオリンの曲で始まります。
毎週日曜日の23:00~23:30に放送されていまして、
私は好きでよく見ています。

その「情熱大陸」に経済評論家、勝間和代さんが出ておられました。
ウォールストリート・ジャーナルの「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばたり、
「エイボン女性大賞」を受傷されたりと現在注目されている女性です。

その方が、番組の中である会社の新人職員の方達に、こんなことを言われていました。

「私が今日、ここで皆さんにお話しすることは、
楽して成功する方法ではありません。
当たり前ですが、努力無くして成功はありません。
ここでは、楽して努力をする方法についてお話しします。」


開口一番にこのようにおっしゃるのです。

超かっこいー!

この仕事をしていると、たしかに勝間さんがおっしゃるような誤解をされる学生さんに時々会います。
「予備校の講師」というとまるで「魔法使い」のように思う学生さんがいるのです。
確かに私たちは、日々国家試験を研究していますし、
時にヤマを張ったり、最短で解答にたどり着く方法を考えたりしています。
しかし、「魔法使い」ではありません。

勝間さんがおっしゃるように、国試においても同じことが言えます。
努力せずに合格(成功)はあり得ません。
努力をするのは皆さんです。
では、私たち予備校講師は?というと、
あくまでも皆さんのお手伝い
です。

皆さんが、合格のために行わなければならない努力が、少しでも楽に、そして楽しいものにする、
これが予備校講師の仕事だと思っています。

今年もあと2日で、ベーシックコースの皆さんがメディセレにやってきます。
楽しみです。
来年も90%以上の合格率を目指して講師一同がんばっていきます。
ベーシックコースの皆さん、お会いできるのを楽しみにしています。
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by Medisere | 2008-05-31 17:43

星条旗

こんにちは。
しゃっちょうの児島です。

大阪淀屋橋にある、アメリカ総領事館へ行って参りました。
薬剤師の私が
「アメリカ領事館にどんな用があったのか?」
と疑問の方も多いと思います。
実は、米国総領事館主催の
「アメリカ大統領選ディベート-民主党対共和党」
に参加する機会をいただいたからなのです。
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ちなみに、ディベートとは
議論の練習のためのゲームです。
普通に行われている議論とは異なり、
議論の練習のために、いくつかのルールが決められており、そのルールにしたがって議論を行います。


11月にアメリカ大統領選挙の投票が行われます。
そこで、民主・共和両党の政策に詳しい2名のアメリカ人をゲスト講師に招き、
激戦の続く大統領選挙の分析、今後の動向、対日戦略などをテーマにディベートを行ってきました。
ゲストは、
ロバート・M.スキップ・オア( Robert M. “Skipp“ Orr)
「オバマ上院議員の対アジア、対日政策立案に関する選挙対策事務所アドバイザー」と
クリストファー・J・フュスナー(Christopher J. Fussner)
「リパブリカンズ・アブロード・グローバル・チェアマン (アメリカ国外に住む共和党員の団体)」
で、
コメンテーターは、
姫野勉教授(大阪大学大学院 国際公共政策研究科(OSIPP))
でした。

私はぶっちゃけ、あまり政治には興味がないのですが、
ヒラリーさんが女性初の大統領になるか?
はたまた、オバマさんが「24のパーマー大統領」バリの黒人初の大統領になるか?
20年の経験を持つ、ベテランマケインさんがなるか?
には、少し興味があります。
そして、最も興味深いのは、
今後のアメリカの医療保険制度の変遷
ですね!
日本は国民皆保険ですが、アメリカは違います。
以前のブログにも、日本の薬剤師はドクターと治療薬に関する折衝をするが、
アメリカの薬剤師は保険会社と折衝をするというお話を書きました。
そのようなアメリカの医療の現状を、直接見てきた私にとって、
ヒラリーさんがマニュフェストに
「国民皆保険」
を謳っていることがとても気になります。
また、ほかの候補者はどう考えているのかも興味があります。

以上のような興味と、
「アメリカ総領事館に入れるなんて、めったにない!」
という気持ちとで参加いたしましたので、
これまた、おのぼりさん状態でワクワクしながら行って参りました。
総領事館の前にはものものしく警備の人がいらっしゃって、
「おのぼりしゃっちょう」の私は、玄関の写真を撮ろうとして、
警備の人に止められてしまいました。
「写真は警備上ご遠慮願います」と…

ガーン!!ショック!!
(ブログに載せられへんやん!!)

すみません。
皆さんに玄関の画像をお届けしたかったのですが、
だめでした。

また、中に入ると名前の確認の後、
飛行機の搭乗口並みに、携帯とパソコンを取り上げられました。
(最近は、大嫌いだったパソコンを持ち歩く様になりました。
しゃっちょう、IT革命です。)
さらに、
ピーと鳴ったらどうしよう!
と、全くやましくないにもかかわらず、
なぜかびくびくしながらゲートをくぐり、
やっとの思いで会場へ到着しました。

会場は…
これまた、テレビで見たことのある会見会場のような場所でした。
そして、様々な分野の話題が出ました。
京都議定書の環境問題、
不法難民問題、
憲法9条問題など
とても多岐にわたっており、それはそれで興味深かったのですが、
私が最も聞きたかった、医療保険の話が出てこなかったので、質問をしました。
「ヒラリー候補は国民皆保険を打ち出しているが、オバマ候補、マケイン候補はどのように考えているのか?」
と。

これに対する両陣営の見解は、同じようなものでした。
アメリカでは医薬品の価格が高く、医薬品の購入を目的に
カナダにまで出向く人も多いのだそうです。
また、現在4000万人のアメリカ国民が保険に加入できていない状態なのだそうです。
このような現実を踏まえて、
両陣営とも、「このままでよいとは思っていない」とのことでした。
(ふつーの解答ですね。)
ただし、オバマ候補は、「国民皆保険」ではなく、
子供に対しての医療保険を考えているとのことでした。

また、日本とアメリカの医療、フランスとアメリカの医療との比較についてもお話聞くことができました。
日本は「超」が付くほどの「長寿国」です。
したがって、現在の日本で問題になっている
「後期高齢者医療」のような問題は、アメリカでは生じません。
日本とアメリカでは、医療に関して言えば、全く異なった問題を抱えていると言えます。
一方、フランスとの比較ですが、
フランスは国民皆保険で、医療費はすべて無料です。
また、世界でも一番評価をされている医療制度です。
しかし、当然それだけの恩恵を受けるためには、それなりの国民努力も必要です。
つまり、
税金が収入の60%!
言い換えると、月曜日から土曜日まで働いて、
金曜日と土曜日だけが自分の収入になる
という状態です。

「医療保険制度」のあり方として、一体何が最善なのでしょうね。
わからなくなってきました。

最後に、しゃっちょう的に気になった話題が一つあります。
それは「法人税」についてです。
しゃっちょうも「法人税」を払っていますので。
日本経済連の方が法人税についての質問をなさったのです。

「アメリカは日本に次いで、法人税の高い国です。
その法人税が35%から25%に引き下げるという話がでておりますね。
今後どのような変化が生じるとお考えですか?」

ん?!日本って、一番法人税が高いの!!!

初決算前のしゃっちょう
ショック!!

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追伸 ん?私は英語が流暢って?同時通訳でした。ほっ!笑
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by Medisere | 2008-05-19 12:29

しゃっちょうのMBA奮闘記 2

こんにちは。
しゃっちょうの児島惠美子です。

 MBAの勉強方法として、具体的な企業研究があります。実在する企業がなぜ成功したか、何故失敗したかということを考えていくのです。
経営学は薬学研究と違い、正解がありません。仮説に基づき経営戦略を立てていくのです。
また、過去の事例を検討しますが、それはあくまでも過去です。今、通用するかは別です。
ということで、経営学は生きた学問で、時流を読む勉強になります。
 既にかなりたくさんの企業について、勉強させていただきました。
初めは製薬メーカーなど、医療関係になると断然張り切り、製造業やIT関係になるとすっかりテンションを下げてしまっていた私ですが、今では「むしろ、こんなことがないと異業種のことを知る機会はないから、おもしろいや!」と思ってきました。
 起業した当初、製薬メーカーからMR認定試験対策を依頼されて、
契約時に「貸借対照表を提出」とあり、
川上さんと、「ちんしゃくたいしょうひょうって、これはなんぞや???」
と頭を抱えておりました。でも、今では読み方すら間違えていた「たいしゃくたいしょうひょう」を見て、企業の経営状態がわかるようになってきました。少しは成長してきました。笑
 先日、「ITコーディネーター(ITC)」の事例をしました。
ITCとは、特に中小企業の情報化支援の担い手です。
IT化が進む中、社内にせっかく高額の投資でITを導入しても、結局はうまく機能できない、
使いこなせない事例が増えてきているので、CSO(経営者)とITの橋渡しをしてくれる人がITC(ITコーティネーター)です。しかも、資格化されています。更新もしなければいけません。難しそうです。とりあえず、微妙にIT化を新人にも抜かれている感がしてきている私には到底無理な職業です。
 IT化(例えば情報共有)に向けて企業事例から大きく4つのハードルがあります。
① 情報共有が続かない
② 情報が使えない
③ 情報が集まらない
④ そもそも自社における必要な情報がわからない・・・
え~、残念なお知らせですが④の場合、非常に痛い・・・。
というハードルを低くしてくれたり、一緒に飛んでくれる人がITCです。
 MBAの先生がITCだったのですが、すぐに会話を形式化して、論点を明確化なさり、思考回路も違う!これぞロジカル!と肌で感じました。
この、ITCの活躍で、今後は企業もうまくIT活用ができ、強くなっていける可能性が広がるなと思いました。
 さて、薬学で注目を浴びている職業として「治験コーディネーター(CRC):治験の調整役」があります。治験コーディネーターはまだ、資格化されておりません。入社してすぐ、CRCとして活動できる企業もあれば、薬局勤めを3年してからCRCとして活動させてくれる企業もあり、様々です。CRCは「薬剤師の新しい活躍の仕事」として、私は非常に期待をして、喜んで講義でも話をしています。国家試験にも1問出ますからね。日本はしばし、治験の空洞化がおこっていましたが、このCRCの活躍で、良い薬が早く、患者さんの手元に届く社会になっていってくれることでしょう。
 ちなみに、病院にもIT化が進み、処方オーダリングシステムが一般化されています。導入時はドクター達が「目が疲れる!」とかなり大変な様子でしたが、なんとか定着してきましたよね。国家試験にも処方オーダリングシステムの問題が1問出てきます。
 しかし、先日、知り合いの開業医さんが、「処方オーダリングシステムを入れたけど、使いこなせない。もう嫌だ。病院を閉める。」と言いました。せ、先生、そ、それが理由?
確かに先生もお年ですが、まだまだ現役で十分やれます!
ITCをすぐ先生に派遣しなければ!!
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by Medisere | 2008-05-07 02:16 | 教育