こんにちは。
メディセレのしゃっちょう児島惠美子です。
本日、厚労省での薬剤師国家試験制度改善検討部会の傍聴をさせて頂きました。
委員の先生方は何度も何時間も検討をしてくださっていて、本当にありがたいです。
傍聴した事により、本当に色々なご意見、議論があった事を知りました。
その上で、勝手ながら私が気になった点をまとめさせていただきます。
合格基準の改定は今回の101回から。ここは既に皆さんもご存知ですよね。足切りの緩和です。
禁忌肢(通称、ドボン問題ともいい、医師国家試験にも導入されていて、この問題でこの選択肢を選んだ人は免許を与えられないというもの)は104回から導入。しかし、一問だけでアウトとはせず、何問か出題し、すべて、もしくは数問その選択肢を選んだらアウトというようにする。
改訂モデルコアカリキュラムに準ずるのは106回から。
他に、複合問題は実務との連問であったが、実務以外の複数科目の複合問題の出題は早急に。
(早急にとは、102回か103回でという事かと)
もう一つ、私が気になっていたところ…
改訂モデルコアカリキュラムでは、薬理と治療が器官別にまとめられました。が、試験科目は統合しない!
という事でした。
速報まで。