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京都北部臨床薬学懇話会報告

こんにちは。
Medisere(メディセレ)のしゃっちょう、児島惠美子です。

さて先日、舞鶴市のホテルマーレたかたにて、
京都北部臨床薬学懇話会で特別講演をさせていただきました。
座長は舞鶴共済病院 薬剤部長 楠本正明先生
演題は「身体に効く薬、心に効くカウンセリング」
 ~絵画療法 悩みあぶりだし~
(府薬より2単位の生涯教育研修単位付与)

会場に行きましたら、まぁ、ありがたいことに恥ずかしいほどの大きな看板と、
豪華な会場で、気後れしそうでした。
さて、いよいよスタート。
参加者の薬剤師の先生達は年齢層が広く、
そんな、私などが演者なんて申し訳ない・・・と思いましたが、開き直りました。笑
そして、色んなお話をさせていただいた後、
絵画療法の「風景画法」をみなさんと一緒にさせていただきました。
今、新入社員の3割がうつになり、30代にうつが急増し、50代にもうつが急増しているので、
なんとか、皆さんがセルフカウンセリングができるように・・・ということで私が提唱しているものです。
参加者の先生が予想以上に多く、席が足りなくなり、10名ほどは簡易の椅子に
座っていただき、机もない状態で描きにくくて、申し訳なかったのですが、
皆さん、だんだんテンションもあがってきて、楽しんで描いてくださっていました。
そして、私がざっと会場の皆さんの絵を見て回り、
「本日ご参加の皆さんは、すぐにカウンセリングが必要ですので、
あとで別室へ・・・という方はいらっしゃらなくて安心しました。」
と言いましたら、みなさん爆笑。
私もほっと一安心をしながら、解析をしていきました。
そして、最後に
「今日、皆さんは絵を描かれたことにより、カタルシス効果(自浄作用)を得て、
少しすっきりしてくださったのではないでしょうか。
そして、一番わからない自分を知ることができたのではないでしょうか。
また、宿題として、必ず周囲の人に少なくとも2人の人に実施してあげてください。
ご自分の例を思い出して解析もしてあげてください。
それをきっかけにコミュニケーションをとっていただければ良いのですよ。」
とお伝えして、講演会は終了いたしました。

その後、懇親会があったのですが、
非常にありがたいことに、皆さんが
「感動した!」とか
「こんなにおもしろい講演会は初めてだ!」
と言ってくださり、ご自分の絵を持ってこられて、懇親会も非常に盛り上がりました。
皆さん、目をキラキラさせて、絵を見せ合いっこして、分析しあって、楽しんでくださっていました。
舞鶴共済病院の薬剤部11名の皆さんが参加なさってくださっていて、
そこも大盛り上がりでした。
というのは、一人・・・ちょっと危険なラインの絵を描いた人がいたからです。
ですので、私から皆さんに、
「なるべく彼にまめに話しかけてあげてくださいね。」
と言いますと、大爆笑。
本人も、「ちょっと、自覚はありました・・・」
と言われるものですから、また爆笑。
そして、驚いたことに、福井県からも「お噂を聞いて・・・」
と参加してくださっていた先生もいて、本当に恐縮いたしました。
先生も「恐ろしいほど当たっていて・・・いやぁ、おもしろかったです。」
と言っていただき、ホッと致しました。

次の日、何人かの先生からメールが・・・。
早速部下の薬剤師にやってみました。こんな絵になりました!
と写真つきのご報告が。
流石、薬剤師!もう、実践しています。嬉しかったです。
みんなで元気になっていける輪ができればいいなと思います。
by Medisere | 2009-03-15 17:44


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