必要最小限の処方

こんにちは。
メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。

さて先日、武庫川女子大学の薬学講座シンポジウム
に参加した件を前田講師がアップしましたが、
(私は賢者ブログにアップしましたので、よろしければ見てくださいね。
http://ameblo.jp/medisere/entry-11092537829.html

その次の日は、神戸薬科大学学術講演会に参加いたしました。
(私は神戸薬科大学卒、武庫川女子大学大学院卒なので、公平に。笑)

神戸薬科大学の学術講演会では、東京大学澤田康文先生が
「薬剤師ならではの薬物相互作用チェック!」
を御講演くださいました。
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そこで、興味深い事例を聞きました。
ある患者に処方されていた薬の28日分。
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1日分でなんと40種類!
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そして、3月に震災起こりました。患者が3月16日に来局したとき、
震災により薬が足りない現状を踏まえ、
「必要最小限の処方」が義務付けられたことにより、
その患者の1日量は
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40種類から14種類に減った。

その結果、患者の容体は悪くなったか?
NOである。
むしろ、自分も何かしなければと外に出るようになり、
また、薬剤性の便秘が改善された。

この話を聞き、私は非常に考えさせられました。
薬剤師は常に震災等なくとも、患者に「必要最小限の処方」
という視点を持つべきではないでしょうか。

私達は自分のことに置き換えて患者さんを見ているでしょうか。
自分が1日40種類の薬を飲まないといけないとなると、どうでしょうか。
なんだかそれだけで落ち込みます。

私は小さい頃、母に「相手の気持ちになって考えなさい。」
とよく言われました。
今、自分が母となり、わが子にも
「相手の気持ちになって考えてみて。
それをされたら嬉しいのか、嬉しくないのか。
それを行動の基準にしてね。」と言います。
薬剤師も患者さんを、「もし自分だったら・・・」
という視点を忘れず、薬剤師のできることを考えていきましょう!
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by Medisere | 2011-11-30 01:40


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